CFPとは
CFPは正式名称をサーティファイドファイナンシャルプランナーと言います。
CFPは北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアなど世界24カ国の地域で認められた資格であり、1992年から日本ファイナンシャルプランナー協会が国際サーティファイドファイナンシャルプランナー組織ファイナンシャルプランナースタンダードボードと提携することにより認定している資格です。
CFPの資格内容
CFPの資格は世界基準の高度でプロフェッショナルなファイナンシャルプランニングサービスを提供できるということを証明する資格になります。
CFPの取得により日本国内だけでなく世界水準で業務することが可能になる国際ランセンスを取得することになります。
また1級FP技能士の学科試験を免除され実技試験のみを受験することが可能になります。
CFPの資格取得方法
CFPを取得するにはまずAFPを取得するか、日本FP協会が定める大学院で所定の課程を修了している必要があります。
その上でCFP資格取得に向けていくつかのステップを踏む必要があります。
まず1つ目は、「金融資産運用設計」「不動産運用設計」「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」「リスクと保険」「タックスプランニング」「相続・事業承継設計」の6科目のCFP資格審査試験を受けて合格する必要があります。
CFP資格審査試験は毎年2回、6月と11月に行われており、1科目ずつ受けても6科目全部一気に受けてもどちらでもかまいません。
一度合格した科目の有効期限は無いのでたとえ全ての試験に受かるのに何年かかろうとやり直すことはありません。
2つ目は、6科目全てのCFP資格試験に合格した後にCFPエントリー研修を受ける必要があります。
通信研修と1日の集合研修があります。
通信研修で6ステップおよび倫理・コンプライアンスのテキスト学習の受講と課題の提出が終了した後、集合研修で講義を受講しと相談実務ロールプレイングをします。
その上で、6科目のCFP資格審査試験の合格前10年~合格後5年の間に通産3年以上の実務経験が必要です。
実務経験が足りない場合は、日本FP協会の認定教育機関が実施する「みなし実務研修」を受講するか、「プロフェッショナルFP研修」「レジデンシーコース」などの受講などを修了し、実務経験として申請できます。
そしてようやく資格試験合格後5年以内に登録を申請し、CFPの資格が認定されます。