学科試験と実務試験のどちらかが不合格だった場合、次回以降の試験の免除申請ができます。

FP技能士2級とは

 

FP技能士2級とは日本ファイナンシャルプランナー協会が厚生労働省より指定を受けて実施している国家検定です。

 

ファイナンシャルプランナーの実務経験が2年以上かFP技能検定3級取得者かAFP認定研修を修了しているか厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者でないと取得資格が得られません。

 

FP技能士2級は同時に民間資格であるAFPの資格審査試験でもあります

 

 

FP技能士2級の試験内容

FP技能士2級の受験申請はインターネット郵送で行います。

 

学科試験と実技試験があり学科試験は筆記問題のマークシート形式実務試験は筆記問題の記述方式となっています。

 

学科試験と実務試験は同日に行われます。

 

学科試験の試験内容は、公的年金・社会保険などのライフプランニングと資金計画、生命保険・損害保険などのリスク管理、金融商品の仕組みなどの金融資産運用、税制などのタックスプランニング、賃貸・有効活用などの不動産、相続・贈与などの相続・事業承継の6つの科目から出題されます。

 

学科試験の試験時間は120分となっており、60問の60点満点中36点以上が合格基準となっています。

 

実技試験の試験内容は資産設計提案業務か個人資産相談業務か中小事業主資産相談業務か生保顧客資産相談業務か損保顧客資産相談業務から選択して受験します。

 

なお、資産設計提案業務は日本FP協会での受験となり、個人資産相談業務か中小事業主資産相談業務か生保顧客資産相談業務か損保顧客資産相談業務の受験は金財で行います。

 

したがって、どの実務試験を受けるかにより会場が変わってきます。

 

実務試験の試験時間は90分となっており、40問の100点満点中60点以上が合格基準となります。
学科試験と実務試験の両方の合格をもってFP技能士2級の認定を受けることができます。

 

学科試験と実務試験のどちらか片方が不合格になってしまった場合でも試験の免除申請をすることにより、合格した試験を免除することができます