企業に所属するFPの労働時間は企業によって異なり、独立系FPは自らの業務スタイルに合わせて働いています。

労働時間(残業の多い、少ない、休日出勤の有無など)

 

銀行や保険会社に勤めるFPの場合

 

銀行の画像

銀行や保険会社に勤めるFPの場合、FP資格を持っているからという理由で残業が生じたりということはないと思います。
休日出勤に関しても同様です。

 

ただし、最近は銀行もサービスの一環として土日に保険の相談会などで業務を行う所が増えています
こういった場面ではFP資格を有する行員が窓口に配属されることになるので、休日出勤になるということはあり得ます

 

保険会社、不動産会社などでも同様の相談会などが企画されれば、FP資格を保有する従業員は必ず引っ張り出されることでしょう。

 

昨今の相続税制改正を受けて、不動産の活用による相続対策の勉強会などとして、新聞や情報紙で勉強会の告知を行う不動産会社が結構ありますよね。

 

 

独立系のFPの場合

独立系のFPの場合、大抵は行政書士、社会保険労務士、税理士などとの併用なので、自らの業務スタイルに合わせて働いていますから、何とも言えません

 

顧客が日曜に会いたいと言って来れば、断るか受け入れるかは個人の裁量によります。

 

FP事務所などとしてFP1本で独立している人の場合も同様です。
しかし実情として、相談者がサラリーマンだった場合、訪れることができるのは土日や祝日になるので、予約の上で相談に対応することが多いのではないでしょうか。

 

独立系FPの中には、銀行や保険会社、不動産会社や証券会社と手を組んで、合同で相談会や勉強会を企画したりする人もいます。名前の売れた有名なFPには企業側からオファーが来ることもありますし、逆にFPの方で企画を練って企業に売り込みをかける場合もあります。

 

投資商品の勉強会を開いて、FPが一般的な解説をした後で、証券会社が自社の投資商品の説明をし、売り込みをかけるなどすれば、FPは市民に名前が売れて、企業は自社商品の販売ができるからです。こういった場合も土日に開催されることが多いので、休日出勤と言うこともできます。

 

>>平均年収についてはこちら